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家を売る時は必ず片付けをしましょう。

目次

家の片付けはしっかりできていますか?

家の査定や売却時に動産(家具や荷物)などがあるとマイナス査定につながったり購入相手から処分費用を請求される恐れがあります。次の引越し先や移転先が決まっている場合は移転先に動産を移転させましょう。また次の入居先が決まっていない場合は一時的にトランクルームなどを借りて片付けておくことを推奨します。
自分が必要ないからといって片付けず放置するとトラブルとなり、最悪損害賠償に発展することもあります。

そこで今回は売却時の家の片付け、不用品の片付けや処分の方法についてご紹介します。

売却時には、家に動産を残さないこと。

家に動産を残さず空き家状態にして売るのが基本です。
家具や家電は家の売買対象になることはありません。(売主が不要かつ買主が欲しいものなどは売買対象となることはあります。)
新居で必要な家具は皆さん持っていくと思いますが、不要な家具や家電はしっかり処分しなければなりません。

先ほど述べたように買主から希望があった場合を除き、基本的に家具や家電は全て撤去した状態で引き渡すのが基本です。

しかし、エアコンやストーブ、照明、カーテンレール、下駄箱や撤去することで建物に損傷を与えるあるいは改修が必要となるような設備は残していける場合もあります。
こういった動産を残す場合は、売買締結前に買主と売主でしっかり残動産について協議し、契約書に付帯する「付帯設備表」の作成を仲介業者などに作成してもらい確認をしましょう。

付帯設備表について注意するべきことがあります。
それは特約がない場合引き渡しから2年間は、付帯設備に後から故障などが見つかれば、建物と同じく「瑕疵担保責任」の対象となることです。付帯設備について保証をしたくない場合はしっかりその意思を仲介業者や相手に伝えた上で特約などに明記するか、または退去の際に故障しそうな設備やその他に気になる点があればしっかりと相手へ伝えその症状やそこの部分については保証しないことを付帯設備表に残しましょう。このように対応することで後日保証しなければならない範囲が限定されます。

※付帯設備は原則、風呂やシャンプードレッサーなど家の一部となり常時設置されているものを指します。
備え付けではない家具(取り外し可能なもの)は付帯設備とはみなされず瑕疵担保責任の対象外となります。

※瑕疵担保責任とは、売買契約や請負契約の履行において、引き渡された目的物が種類または品質に関して契約の内容に適合しない場合に、売り主・請負人が買い主・注文者に対して負うこととなる責任です。これは債務不履行により生じる責任のひとつで、目的物が特定物(その固有性に着目して取引され代替性がない)である場合の「契約不適合責任」と同じ責任となります。
なお、瑕疵担保責任を負わせるためには、買い主・注文者は、売り主・請負人に対して、履行の追完請求(補修等の実施請求)、代金の減額請求、報酬の減額請求、損害賠償請求または契約解除権の行使をしなければなりません。

家の動産で必要ないものはどのように処分するか

動産と言っても様々な物があります。
家具、家電、設備品などがある中で、自身が必要ない不用品の処分について迷っている方も多くいると思います。
不用品の処分には以下の方法があります。適切な方法で処分することで大きな節約が期待できます。

自治体のゴミ処理センターへ持ち込む

自治体のゴミ処理センターは、突然行って処理してもいいのですが事前に廃棄する物の種類や区別について相談をすることで処分手数料の減額
、または免除となる場合もあります。粗大ごみは処分費用も高いので、車があり持ち込みができるのであればこの方法を取り入れると処分費用が節約できます。

引越し会社に処分を依頼する

引越し会社では不用品の引き取り・処分サービスを行っているところがあります。
引越し作業の当日に、荷物とは別に不用品も運び出して処分してくれるので時間が無い方にはとても便利な方法です。
しかし、他の方法と比べると費用面では少し劣ります。

不用品回収業者へ依頼して引取をしてもらう

今や不用品買取業者は様々なスタイルがあります。
一つの不用品回収業者へ依頼するだけでなく、多くの業者から見積もりや回収方法を聞き、
お客様に一番見合う業者の選定をしましょう。また日程も指定できるためスケジュール調整も比較的に楽です。
回収は有料となりますが、不用品の中で業者が販売できるものなどは回収料金から差し引きできるので、不用品によっては費用面でもお得になる可能性があります。また、自宅まで取りに来てくれるので重たい家具や家電を運ぶ必要が無いのも他の方法に比べ良いといえます。

リサイクルショップ、フリマアプリやオークションサイトを利用して売る

使用年数や傷、汚れにもよりますが、比較的新しいものなどは価格が付きやすいと言えます。
フリマアプリやオークションサイトを使って売る場合は、価格設定時に相手へ送る際の送料も計算に入れて価格設定をしましょう。
リサイクルショップへ持ち込む場合は、値段が付かない場合でも、そのまま引き取ってもらえるのかどうか確認してから持ち込むことと、先に述べた不用品買取業者の価格と比較することを忘れずに行ってください。

不用品を賢く処分するには

まずはじめに、自身が引越しするまでの時間を考えましょう。時間的猶予があるのなら「売る場所・売る時期を見定めて様々な方法を掛け合わせて売る」ことが良いでしょう。例えばブランド品や装飾のついた家具などは一般的なリサイクルショップなどではなく、専門の買取業者へへ持ち込んだりオークションサイトやアプリで自身で売った方が高く売れる可能性があります。
そして、冷暖房器具(ストーブ、扇風機など)の季節家電、冬服・夏服など季節ものは必要なシーズンに売る方が高価格で買い取ってくれる可能性があるので季節ごとに処分すると良いでしょう。

荷物の整理がつき、引越しが決まったら部屋の中は必ず清掃することを推奨します。

売却時の家の掃除については自身で行う方が多いですが、ハウスクリーニングの業者ヘ依頼すると良いでしょう。
これは引越し前というよりは、売却を考えた際に行うことで売却査定を行う際に査定価格アップにも繋がることがありますので早めに依頼すると良いでしょう。

しかし移転先が決まらず居住中に売却活動をする場合もあります。このような場合は常に内覧をしてもらえるように家の中を整理整頓し内覧者が内覧しやすい環境を整えることを推奨します。
こうすることで内覧時の印象アップにつながり成約までに時間がかからないことがあります。また、不用品を減らしておけば引渡し前の引越し作業も手軽になります。

最後に

1 家を売却する際は、家の中に動産を残さないのが基本です。家の中に動産(不用品など)を残しいると売れないですし、売れたとしても買主とトラブルになることは必須ですので動産撤去を必ずしましょう。

2 エアコンやストーブ。撤去することで建物に損傷を与えるあるいは改修が必要となる一部の設備は残すことができる場合があります。買主としっかり協議して、付帯設備表を作成して契約時に確認しましょう。

3 不用品の処分方法はリサイクルショップやオークションサイトなどで売る、自治体のゴミ処理センターへ持ち込む、不用品回収業者や引越し業者に有料で引き取ってもらうなどの方法があります。粗大ごみの処分には大きな労力と費用がかかることがあります。しっかりスケジュールに余裕を持ち、様々な方法を活用して処分にかかる費用の節約に努めましょう。


しかし、なかなかお客様だけでは手順や何がお得なのかわからないことや業者を知らないと言ったことも多くあると思います。
実際弊社で仲介や専任させていただいている多くのお客様から処分についてのご相談をいただきます。
弊社では査定依頼の際に合わせて撤去についてなどもご相談対応させていただいております。撤去の相談はもちろん、不動産に関するご相談を全て無料で対応していますので気軽にご相談ください。
相続などで時間に余裕がない方でもしっかり対応させていただきます。

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